語学教育支援事業

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更新日:2018/05/09

【講座運営】東洋大学京北高等学校「高大連携アチーブイングリッシュ」大学入学前教育

東洋大学グローバルサービス株式会社では、グローバル社会で活躍する人材の育成を支援するグローバル推進事業の一環として、東洋大学から委託を受け、学生の英語力向上のための課外英会話講座の運営を行っています。

東洋大学では、少人数制英会話講座であるToyo Achieve English英語講座を2016年度より全キャンパスにて開講しており、また3つの附属中学高等学校にも英語講師を派遣しています。大学内にとどまらず、高大連携による英語教育の環境を整備することで、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援採択事業「TOYO GLOBAL DIAMONDS構想」で掲げる「分厚い中間層の形成」と「普遍的な全世代グローバル教育」の促進に寄与しています。

年度末には、東洋大学京北高等学校3年生(主に本学入学予定者)を対象に、「高大連携アチーブイングリッシュ」大学入学前教育を実施しました。プログラムの内容は、少人数制グループによる英会話レッスンとTOEIC®L&R対策で、90分×10日間の講座です。英語学習の意識付けと、入学時に実施する英語科目のプレイスメントテストに向けた準備を目的としています。2016年度、2017年度で併せて139名の生徒が受講しました。受講生からは、大学入学前の学習や心構えの準備に役立ったと好評です。

2019年度入学予定者対象講座より「高大連携アチーブイングリッシュ」大学入学前教育の講座運営についても東洋大学グローバルサービス株式会社が運営業務を受託し、より充実した講座の円滑な運営を支援します。

【受講生インタビュー】

国際学部グローバル・イノベーション学科2年安倍大輔さん

京北高等学校卒業生で、開講初年度(平成28年度)に「高大連携アチーブイングリッシュ」大学入学前教育を受講。
この夏よりセンテニアル・カレッジ(カナダ・トロント)に1年間の留学に出発予定。

講座を受講した感想

大学入学が決定した直後に、同じ学部に入学予定の3名でこの講座を受講することを知らされました。中学、高校では英語を話す機会がそれ程多くはありませんでしたし、急に英語のみで行われる講座を受講することになって不安はありましたが、入学が決まった直後だったこともあって、大学入学に向けて意欲的に取り組むことができました。国際学部グローバル・イノベーション学科は全て英語のみのコースなので、入学前に似た環境で受講することができて、アドバンテージになったと感じています。

入学後、学習した内容が役立ちましたか。

元々、英語が好きで、自分で話す機会を作ったりしていましたが、講座でも積極的に話すよう心がけました。大学入学後も授業内外で積極的に発言したり、留学生と交流するようにしています。そうした機会を増やしていくことで、英語でのコミュニケーション能力が向上しているのを感じています。授業でも、英語のディスカッションに積極的に入っていくことができています。
講座は主にTOEIC®L&Rをターゲットとした内容でした。グローバル・イノベーション学科で入学時に受験するプレイスメントテストはTOEFL®ITPですが、基礎的な英語力という意味ではそこでも役立ちましたし、今後就職活動の際にもTOEIC®L&Rが必要になるはずなので、学べてよかったと思っています。

高校3年生時点での大学入学後の目標は何でしたか。

まずはとにかく留学に行くことです。そのために必要な準備をしなければならないと思っていました。

1年間経過して現在、その目標に近づいていますか。

留学が決定し、まずは一つ目の目標がクリアできました。ファッションビジネスに興味があり、将来は海外で働くことを目指しているため、留学先大学ではFashion Business and Managementコースを履修したいと考えています。
留学先では一年間を無駄にせず、とにかく出来ること、やりたいことを可能な限り挑戦するつもりです。また異文化理解を深めるためにも、多くの人と会話をしたいです。

大学入学後の英語学習について

何よりもまず単語が大事だと思い、学科の授業で使用したTOEFLテスト英単語の教材を毎日繰り返し勉強しました。周囲の友人達も皆が必死に勉強している環境で、自分も勉強するのが当たり前になっていました。授業も課題も全て英語で、入学直後は一つ一つ分からない単語を調べるなど時間もかかり、苦労することも多かったですが、今ではそれも当たり前になって、以前ほど大変には感じていません。また授業中もよく発言し、積極的に学ぶ姿勢を心がけています。

後輩に向けて

英語に限らず、日頃から学校の勉強を真面目に取り組むことが大切だと思います。大学入学後も、中学・高校で学んだ内容が出てくることがありますので、必ず役立ちます。また、英語については学習機会があればぜひ積極的に参加して、学びの機会を逃さないようにすることをお勧めします。

東洋大学附属京北中学高等学校 国際教育推進部 今橋伸悟教諭からのコメント

附属生として東洋大学への進学を決めた生徒には、大学進学後は積極的にリーダーシップを発揮できる学生になってもらいたいと考えていました。本校では大学入試センター試験の受験を全員必須にしており、高校段階の学習内容が身に付いているか確認します。そのうえで2月から3月にかけて比較的余裕のある時期に附属校のメリットを生かし一足先に大学の講座を受講することにより、早期の意識付けと大学での学習準備をさせることができると考えました。ぜひ自信をもって他の模範となり、周囲を牽引するような人材になってくれることを期待しています。

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